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共通テスト 日本史B 過去問 解説付き 大学入試


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Edukacja
Desenvolvedor: Daisuke Katsuki
Darmowy

【共通テスト「日本史B」はこんな問題!】

 ■原始から近現代までの6問構成で、解答数36個で出題!?
 ■表・絵図・地図・グラフ・統計・写真など図版問題が満載
 ■複数の資料から必要な情報を選んで考察させる問題

 日本史の出題者は受験生に対して、歴史事象に対する理解力・思考力・判断力・表現力などを求めている。そのため文字資料をはじめ、絵図や写真などの視覚資料を多用し、それらの比較考察を通じて歴史事象に対する理解力の有無を試す問題が想定される。史料から読み取った情報と歴史事象との関わりを類推できるかどうか、あるいは史料から読み取った情報と授業や教科書学習を通して得られた知識を活用して、歴史事象の展開について考えることができるかどうかが狙われる。

 歴史用語については、一問一答的な問題は出ないが、説明文を読ませ、そこから歴史名辞を想起させて歴史事象を考察させる問題は出題されるとみてよい。出題形式は4択の正誤問題や組み合わせ問題が多く、正解の数も複数あるような選択問題も予想される。

 出題対象となる時代範囲はセンター試験同様、原始時代から近現代までまんべんなく網羅され、第1問はテーマ史、第2問は古代史、第3問は中世史、第4問は近世史、第5問は近代史、第6問は近現代史と出題構成もセンター試験を踏襲したものとなるだろう。出題内容は例えば「江戸幕府の職制」のような具体的な項目ではなく、日常生活の中から何らかの事例を取り上げ、それに関わる諸問題や解決方法などを歴史的視野から考察させる問題が想定される。

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【センター試験⇒共通テスト ここが変わる!】


●1つの歴史事象に対して、考え方や理由・根拠を選ばせる
●3つの項目の組み合わせ問題が登場し、選択肢数は最大9個になる
●模式図・カード類のほかに、主題や長文の選択問題も登場する



◆史料や図版の読み取りを通して内容の正誤を判断させる
◆文化史は写真を用いた出題で、教科書で得た知識が問われる
◆歴史事象を時系列的にとらえさせる年代配列問題も出る

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【高得点獲得への対策スケジュール】

 共通テストでは、授業や教科書学習を通して得た知識をもとに、歴史の展開について考察させる問題が出る。出題の仕方はいささか抽象的だが、個々の設問は教科書で仕入れた知識をもとに考えれば解けるように出題されている。

 そこで、1学期は江戸時代末期までの通史を学習し、夏休みは文化史の総まとめ、2学期には明治以降の学習を進めて基礎的知識を習得するとともに歴史の流れを理解しよう。秋以降、私立大志望者は問題演習の量を増やし、国公立大志望者は2次の論述練習も始めよう。共通テスト用の問題集やセンター試験過去問の演習は12月に入ってからでも十分に間に合う。それまでに確実に基礎力を完成させることが大切だ。


●教科書を読み進め、要点整理を通して確実に基礎力を固める
●基礎の学習では、知識の習得に加えて歴史の流れを理解する
●共通テスト型の演習は、12月から始めても十分間に合う

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【共通テストで成功する学習法】

①ミクロよりマクロの視点からのアプローチを大切にする
 教科書学習を進める際、どうしても年代・人名・事件名・場所など歴史用語を中心とする細部に目が行きがちなので、肝心な全体像が見えにくくなることもある。したがって、1つの時代を学ぶ際には、マクロ的な視点から大きく全体像をつかんだうえで、具体的に個々の出来事を押さえていくという姿勢が大切だ。

②日常生活から常に「なぜ?」という問題意識をもつ
 「この町の地名の由来は何だろうか?」など日常生活の中にはさまざまな「なぜ?」がある。その疑問が出たとき、本で調べたり先生に聞いたりしてどうしても解決したくなるものだ。そこには必ず歴史的な背景があるはずである。こうした問題意識をもつことが大切で、それが思考力や類推力を高めていくのである。

③友人たちとのさまざまな意見交換で視野を広げる
 学校の勉強に限らず、日常生活の中で何か疑問に思うことが出てきたら、友だちに聞いてみるのも1つの方法だ。1つの話題について意見を出し合うと、考え方の幅が広がるだけでなく、いろいろな視座から物事を客観的に判断できるようになるからだ。ディベートなども視野を広げるうえでは有益な方法と言える。

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◇皆様のご健闘をお祈りします◇